債務整理・自己破産の流れ

パートナーの不貞行為発覚後の離婚や相続人が多く話がまとまらない遺産分割協議や損害賠償請求を伴う交通事故や境界線をめぐるご近所トラブルなど、弁護士に仲介してもらわないと解決しそうにないトラブルは数え切れないほど沢山ありますが、自力で返済できず底なし沼の多重債務地獄にはまる借金問題もそれにあたります。安定した収入はあるけど債務の額が大き過ぎて働いても働いても借金が減らない、過払い金請求や任意整理などの比較的ライトな債務整理では焼け石に水、督促状や督促電話に追いかけられる日々で恐怖や不安や緊張が絶え間なく続き精神疾患を患ってしまったなどの悩みがあり、最終手段の自己破産に踏み切ることを検討している方は多いのではないでしょうか。自己破産は任意整理や過払い金請求とは性質も手続きの流れも異なり、デメリット・リスクと隣り合わせの最後の砦的な手続きですので、それなりに覚悟を持って踏み切るべきです。自己破産の手続きの流れについてですが、最初に行うべきことは借金問題に強い代理人弁護士を探すことです。

法律事務所に直接依頼するという方法もありますし、弁護士会や法テラスを介して法律事務所を紹介してもらうという選択肢もあります。弁護士が決まったら法律相談・打ち合わせを行い、その流れで契約をして本格的な自己破産手続きが始まります。受任通知書を債権者に弁護士が送付した時点で、今まで着ていた督促電話は鳴りやみ督促状も家に届かなくなり安心できるはずです。家計簿や債権者との契約書や通帳や戸籍謄本や住民票や所得証明書などの諸々の書類を準備して裁判所に申立をすると、裁判所から後日免責許可が出て借金がゼロになるという流れです。

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