任意整理はどのくらいの費用が必要？

任意整理は債務整理の一つで、借金を減らして残った借金を返済するスタイルです。減額する方法としては、債権者と話し合いを行う流れになりますが、直接自分が債権者と話をして減額することはハードルが高いことから、弁護士や司法書士など法律のプロに委ねるのが一般的です。この場合、どのくらいの費用が掛かるのか任意整理をする前に知っておくと安心に繋がります。複数の借金を持つ人が任意整理を行うとき、全ての債務に対して適応することもできますし、逆に特定の借金だけ適応させるやり方もあります。

例えば、住宅ローン・マイカーローン・クレジットカードのキャッシング・消費者金融、4つの借金があるとき債務整理を適応させるのは消費者金融とクレジットカードのキャッシングの2つだけ、住宅ローンやマイカーローンは除外することも可能です。なお、過払いが発生している場合は過払い金の返還請求も行うことになり、これについての費用も別途必要になりますが、借金を大幅に減額できることもあるため費用が発生したとしても債務整理では必要不可欠なものです。任意整理は、借金の額を減らすための工夫として金利の見直しも交渉することになります。例えば、相談前の金利は15％で相談後は金利が0％で交渉成立になり毎月の返済額が10万円から4万円になると月々の返済額は6万円分が減額することになるので、今までとは違って楽に返済ができます。

任意整理は基本的に１社単位で費用が発生することになるので、複数の借金を持つ場合の費用は大きくなってきます。