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廃車の正式名称?「永久抹消登録」と「一時抹消登録」

time 2021/08/03

廃車の正式名称?「永久抹消登録」と「一時抹消登録」

年代物の車で部品もなく修理できず動かせなくなってしまった車、事故で修復不可能な車、下取り査定がつかない車は、廃車処分とするのが一般的です。この廃車という言葉、実は正式的には「永久抹消登録」と「一時抹消登録」の二つのことを言います。「永久抹消登録」とは、車を永久的に使えなくする手続きです。手続き後は、国内でその車を走らせることができなくなります。

そして「永久抹消登録」は、「解体」と「滅失・用途廃止」とさらに2つに分類されます。「解体」による永久抹消登録は、車をスクラップ工場で解体させてからする手続きのことです。この場合、解体証明書で、その車が鉄くずとなり走らせることができない状態だということを証明しなければなりません。「滅失・用途廃止」による永久抹消登録は、盗難や災害などで車を無くしてしまった場合や、国内で永久に車として使用しないときにする手続きです。

ちなみに、用途廃止の永久抹消登録車は、国内で使用できないだけで、海外に輸出すればその国の法規が適用されますので、海外で走らせることは可能になります。一方、「一時抹消登録」とは、長い期間、車を使用しない場合などに利用します。長期的な海外赴任や入院をする場合などに利用されることが多い手続きですが、これを行わないと車を使っていないのに毎年自動車税の請求がきてしまいますので注意が必要です。一時抹消登録をされた車は、一時的に公道を走れなくなりますが、再度、中古車新規登録をして車検を受ければ、公道を走れるようになります。

手続きに手間がかかり、車を再び走らせるようにするには車検をしないといけなく費用がかかるので、よく考えてから手続きをしたほうがよいでしょう。一般的には廃車という言葉で通じますが、ディーラーなどで「永久抹消登録」や「一時抹消登録」という言葉を聞くこともありますので、正式な名前を覚えているとよいかもしれません。立体駐車場のことならこちら

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